クリミア半島を結ぶ2つの橋が攻撃受ける 親ロシア派、ウクライナ軍の攻撃と主張
ロシアが一方的に併合したウクライナ南部ヘルソン州の親ロシア派トップは6日、クリミア半島を結ぶ2つの橋が攻撃を受けたと発表しました。
ウクライナ軍によるものだと主張しています。
親ロシア派トップサリド氏によりますと、ウクライナ軍は6日、ヘルソン州とクリミア半島を結ぶチョンハル橋をイギリスが供与したミサイル「ストームシャドー」で攻撃したということです。
ロシアメディアが報じた映像では橋に穴が開いているのがわかります。このチョンハル橋は、6月下旬にも攻撃を受けていて、この時は、ウクライナ参謀本部が「ストームシャドーで攻撃」したことを認めていました。
親ロシア派トップのサリド氏はまた、ウクライナ軍が同時にアゾフ海にかかる別の橋も攻撃し、民間人1人がケガをしたほか、近くのガスパイプラインが破損して、クリミアからのガス供給が受けられなくなったとしています。
2つの橋への攻撃について、これまでのところロシア、ウクライナ双方とも公式な声明は出していません。