ヘルソン州の親ロシア派住民に“退避”呼びかけも…別の幹部は「退避ない」 親ロシア派内で混乱も
ウクライナ軍が南部などの奪還にむけ攻勢を強める中、ヘルソン州の親ロシア派トップは13日、住民の安全確保のため事実上の退避を呼びかけました。
ウクライナ軍は、南部ヘルソン州などで複数の集落を奪還し、攻勢を強めています。こうした中、ヘルソン州の親ロシア派トップは13日、住民に事実上の退避を呼びかけました。
親ロシア派トップ・サルド知事代理「ミサイル攻撃の影響から身を守るため、ヘルソン地域のすべての住民に希望があれば去ることを提案した」
親ロシア派トップは退避先として、近隣のクリミアやロシア南部の地域をあげながら、ロシアの指導者に住民の移動を支援するよう要請したとしています。
一方で、別の親ロシア派幹部は、「ヘルソン州からの退避はない、冷静を保つべき」としていて、親ロシア派内では混乱も広がっています。