EU以外の居住者による不動産購入に最大100%課税計画…スペイン首相が発表
スペインのサンチェス首相は13日、EU=ヨーロッパ連合以外の居住者が不動産を購入する場合、最大100%の税を課すとする計画を発表しました。
AP通信によりますと、スペインのサンチェス首相は、13日、EU圏外の居住者が不動産を購入した場合、最大100%の税を課す計画を公表しました。
スペインではEU圏外からの投資によって不動産価格が高騰していて2023年にはEU圏外の人が購入した物件2万7000が投資目的だったということです。また、バルセロナなどの観光地では民泊が急増したことで家賃や住宅価格が高騰していて抗議デモもおきています。
価格高騰に歯止めをかけたいサンチェス首相ですが、与党は議会で過半数に達していないため、今回の計画案が可決されるかどうかは不透明です。
最終更新日:2025年1月16日 1:04