トランプ氏 召喚状取り下げ求め提訴 「議事堂占拠事件」調査めぐり
アメリカのトランプ前大統領の側近は11日、NNNの取材に対し、トランプ氏が来週15日に南部フロリダ州の自宅で開く「重大発表」の場で、2024年の大統領選への出馬を表明する、と明らかにしました。
複数のアメリカメディアは、トランプ氏が11日朝、側近のジェイソン・ミラー氏に対し、「もちろん出馬する。情熱があることを知ってもらいたいし、国を取り戻さなければならない」と語った、と伝えました。
ミラー氏は、NNNの取材に対してトランプ氏は15日に行う「重大発表」の場で、大統領選への出馬を表明すると明らかにしました。
またミラー氏によりますと、トランプ氏は、当日会場となる自宅「マル・ア・ラーゴ」におよそ1000人の支持者を招く予定で、すでに数百台の取材カメラの申請も受けているとも明らかにしています。
一方、AP通信は、トランプ前大統領が、議事堂占拠事件を調査する議会下院の特別委員会に対し、証言を求めた召喚状を取り下げるよう提訴したと伝えました。
トランプ氏は声明で、「三権分立により、議会が大統領に証言を強制することを禁じている」などとしています。