ベラルーシ大統領 条件整えば選挙“可能”
大統領選挙の結果を巡って、退陣要求にさらされている旧ソビエト・ベラルーシのルカシェンコ大統領は、条件が整えば再び大統領選挙を実施することは可能だとの考えを示しました。
選挙のやり直しを求める反政権デモが拡大する中、選挙で敗れた主婦、チハノフスカヤ氏の事務所は労働者に対しゼネストを呼びかけていて、各地でこれに賛同する動きが拡大。大統領退陣への圧力が一層強まっています。
こうした中、ルカシェンコ大統領は、国民投票を実施した上で新しい憲法が採択されれば、再び大統領選挙を実施することは可能だと、譲歩する姿勢を示しました。
一方、現政権の後ろ盾であるロシアのプーチン大統領は18日、ドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領と続けて電話で会談し、ベラルーシの内政問題に介入する試みは容認できないとして、両国をけん制しました。