アメリカ大統領選に向けた与党・共和党の全国大会は２日目を迎え、ポンペオ国務長官が応援演説を行います。

ポンペオ長官の演説はたったいま、始まりました。ポンペオ長官は、トランプ政権きっての対中強硬派です。トランプ大統領への応援演説でも中国への強硬姿勢を強調するものとみられます。

ポンペオ長官の演説は、外遊先のエルサレムで収録されたもので、現職の国務長官が、特定の党の候補の応援演説を行うことには批判も出ています。

一方、さきほどトランプファミリーの一人娘のティファニーさんも演説し、父に何とか一票を、と訴えました。

ティファニーさん「父、ドナルド・トランプのための一票は米国の理想を支持するための一票だ」

また、まもなくファーストレディーのメラニア夫人の演説も行われます。

トランプ大統領の課題の一つが「女性人気のなさ」です。トランプ大統領とバイデン氏の最新の支持率は、男性では拮抗しているのに対し、女性からは、１６ポイントもトランプ大統領が水をあけられています。

メラニア夫人が、どういうメッセージを発信するのか、「女性票」の動向を占う上で、注目されています。

夫人の側近は地元メディアに対し、「演説はポジティブで高揚感のある、非常に前向きなメッセージになる」と語っていて、これまでバイデン氏への攻撃を繰り返してきた大統領のメッセージとは対照的な演説になりそうです。