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国連6機関、ガザ地区緊急停戦の呼びかけで共同声明 戦闘再開後に死亡者数増加で

2025年4月7日 22:24
国連6機関、ガザ地区緊急停戦の呼びかけで共同声明 戦闘再開後に死亡者数増加で

パレスチナ自治区ガザ地区で、戦闘再開後に死亡者数が増加しているなどとして、国連の6機関は7日、緊急の停戦を呼びかける共同声明を発表しました。

OCHA(=国連人道問題調整事務所)やユニセフ(=国連児童基金)などの国連6機関の代表は7日、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦を求める緊急の共同声明を発表しました。

声明では、イスラエル軍による戦闘再開後、ガザ地区で1週間で1000人以上の子どもが死亡、または負傷したと述べ、「この期間に死亡した数としては過去1年間で最も多い」と非難しました。

また、現在も210万人以上の人々が爆撃を受けて飢えに苦しむ一方で、ガザ地区には食料などの人道支援物資が一切入っておらず、物資は極端に不足していると訴えました。

国連6機関の代表は「ガザ地区では人命を全く顧みない戦争行為が繰り広げられている」とし、国際社会に対し、ガザ地区のパレスチナ人を救うために、緊急に行動するべきだと呼びかけました。

最終更新日:2025年4月7日 22:24
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