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トランプ氏“抗議デモ”暴動に発展の街視察

2020年9月2日 7:20

アメリカのトランプ大統領は、1日、黒人男性が警察官から発砲を受け、その後、抗議デモが暴動に発展した中西部ウィスコンシン州の街を視察しました。

ウィスコンシン州ケノーシャでは、黒人男性が先月、白人警察官から発砲を受け、その後、警察や人種差別への抗議デモが一部、暴徒化し、放火や略奪が発生しました。トランプ大統領は、暴動で被害を受けた現場を視察したのち、地元の警察関係者と面会しました。

トランプ大統領「警察は州兵と連携しながら素晴らしい仕事をしている」

トランプ大統領は、「法と秩序」を重視しながら、沈静化を目指す方針を改めて示しました。

一方、現場には、大統領の支持者が集まり、デモ参加者らと対峙(たいじ)する形となっています。大統領の訪問には、地元からも「分断を深めかねない」として反対の声があがるなど、過激な左派と右派の対立も先鋭化しています。