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米西部中心に黒人差別抗議デモ再び激化

2020年7月28日 12:17

アメリカ西部を中心に、黒人差別に対する抗議デモが再び激しさを増しています。一部が暴徒化したり、警察と衝突したりしていて、多くの逮捕者が出ています。

カリフォルニア州オークランドでは先週末、人種間の平等や警察改革を求める抗議デモが行われ、一部の参加者らによって裁判所が襲撃されました。入り口付近に火がつけられたということです。

こうしたデモは、アメリカ西部の都市、シアトルやポートランドでも続いていて、シアトル警察はデモ隊が暴徒化したと宣言。地元メディアによりますと、少なくとも47人が逮捕されました。

デモの参加者らは、トランプ政権が鎮圧のために一部の地域で治安要員を投入していることにも強く反発しています。