“東京五輪、コロナ収束してなくても開催”
東京オリンピックの準備状況を監督するIOC(=国際オリンピック委員会)のコーツ調整委員長は7日、来年の東京大会について、新型コロナウイルスが完全に収束していなくても開催する考えを示しました。
これは、フランスの通信社AFP通信のインタビューで語ったものです。この中でコーツ氏は、「東京大会は、新型ウイルスを打ち負かした大会になる」と強調。その上で、「ウイルスがあろうとなかろうと、来年7月23日に開幕するだろう」と述べ、予定通りの開催に自信を見せました。
コーツ氏はまた、延期による膨大な作業が発生したにもかかわらず、日本政府は「全てを諦めていない」と、準備を進める姿勢をたたえました。
東京大会は簡素化の検討が進められていて、今月24日からの調整委員会で、どのような内容が示されるかが注目されています。