飲食店など苦境…4回目の補正予算 韓国
韓国では、新型コロナウイルス対策に伴う営業自粛などで飲食店などが苦境に立たされていて、政府は異例となる4回目の補正予算の編成を決めました。
ソウル市内にある飲食店では、新型ウイルスの感染拡大前と比べ、売り上げは約9割減ったといいます。
ホルモン焼き店「外出制限で人がまったく外に出ない」
小規模事業者の組合が行った調査では「廃業を考慮しそうだ」と答えた人は50%、「すでに廃業状態」という人も22%にのぼっています。
こうした状況を受けて、韓国政府は10日、異例の4回目の補正予算の編成を決定しました。日本円で約7000億円規模で、このうち半分を小規模事業者の支援にあて、最大で約17万円を支給する方針です。