露プーチン大統領、北朝鮮との軍事関係強化で新条約の批准文書に署名
ロシアのプーチン大統領は9日、北朝鮮との軍事関係を強化する新たな条約の批准文書に署名しました。ウクライナ侵攻をめぐり、北朝鮮が派兵を進める中、今後、連携をさらに加速させるとみられます。
ロシアメディアによりますと、プーチン大統領は9日、北朝鮮との「包括的戦略パートナーシップ条約」の批准文書に署名しました。
この条約は、プーチン氏が今年6月に北朝鮮を訪問した際、金正恩総書記と調印したもので、「いずれかの国が武力侵攻を受け、戦争状態になった場合は軍事支援を行う」などと規定されています。
アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、この条約ではウクライナ侵攻に関連し、北朝鮮の派兵が秘密条項として盛り込まれていると報じています。
条約は今後、両国が批准文書を交換した時点で正式に発効し、両国は軍事面を含めた連携をさらに加速させるとみられます。
最終更新日:2024年11月11日 8:09