沖縄で発見の無人機 台湾研究機関の物か
沖縄・竹富島の海岸で8日に発見された所有者不明の無人機について、台湾の政府系研究機関が、自らが保有する機体である可能性を明らかにしました。
無人機は今月8日に竹富島の海岸で発見され、機体に漢字の「右」のような文字が書かれていて、沖縄防衛局や竹富町が所有者を探していました。
こうした中、台湾国防部に所属する国家中山科学研究院は11日公式ホームページで、現時点の判断として見つかった無人機は訓練演習に使った無人標的機で、演習後に海に落下し日本に漂着したとみられる、と発表しました。機密にかかわる装置やデータは搭載されていないとしています。
また今後の処理については「すでに関係機関と調整している」と明らかにしています。