国連総会が開幕 首脳集まらない異例の形
アメリカ・ニューヨークで15日、国連総会が開幕しました。75回の節目となりますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、首脳が集まらない異例の形での開催となります。
今年の国連総会では、国連創設75周年の節目を記念する会合などが予定されていますが、新型コロナウイルスの影響で各国の首脳が集まることができません。
国連本部では、建物の中に入れるのは各国代表者1人に限定され、入場のためのチケットが配布されるなど、徹底した感染対策が行われています。
22日から始まる一般討論演説も、各国首脳が事前に録画したビデオを総会議場で流す形式で行われ、16日に正式に指名される見通しの自民党の菅総裁も、この異例の形式で外交デビューする予定です。
そんな中、アメリカのトランプ大統領はニューヨーク入りして、議場に立つ意向を示していて、どのようなメッセージを届けるか注目されます。