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TikTok合意案「承認は報告受け判断」

2020年9月17日 15:32

アメリカのトランプ大統領は16日、動画投稿アプリTikTokをめぐる交渉で、アメリカのIT大手、オラクルとの合意案を承認するかどうか、日本時間17日夜、内容の報告を受けてから判断する考えを示しました。

トランプ大統領「承認の用意はしていない。合意内容を確認しなくてはならない。明日の朝に内容の報告を受けるだろう」

トランプ大統領はこのように述べた上で「国家安全保障の観点から完全なものでなくてはならない」と強調しました。

また、運営元の中国企業、「バイトダンス」がTikTokの過半数の株を維持することについては、「好ましくない」との考えを示しました。

有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、「トランプ政権がアメリカの投資家による過半数の株式取得を模索している」と伝えています。

ただ、オラクルとの合意案はトランプ政権が求めてきた事業の完全売却ではなく、技術的な提携案とみられ、トランプ大統領が承認するかどうかが焦点となっています。