トランプ氏 ホワイトハウスで執務続ける
新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったことが判明したアメリカのトランプ大統領ですが、症状は軽いということで、2日は人との接触を避けながらホワイトハウスで執務を続けています。
メドウズ首席補佐官「大統領の症状は軽く、引き続き元気でエネルギッシュだ。けさも何度も会話した」
メドウズ首席補佐官は、記者団に対し、大統領の体調に問題がないことを繰り返し強調しました。
大統領は対面での会議や集会を中止し、人との接触は避けているものの、それ以外の執務はホワイトハウスの居住スペースから行っています。
その大統領の状態について担当医師がさきほど新たに声明を発表し、現地時間2日午後の時点で大統領はだるさを訴えているものの「元気だ」としていて、複数の薬を処方したとしています。
また、メラニア夫人には軽い頭痛と咳の症状が出ているということです。
大統領の周辺では、閣僚や、濃厚接触があったスタッフが一斉に検査を受けていて、長女のイバンカ氏とその夫のクシュナー氏のほか、ペンス副大統領も陰性でした。
一方、大統領選で争うバイデン氏は、大統領夫妻が早く回復するようにとお見舞いの言葉をツイート。また、検査を受けた結果、陰性だったと発表しています。