退院のトランプ大統領、討論会に出席の意向
新型コロナウイルスに感染しながら退院し、ホワイトハウスに戻ったアメリカのトランプ大統領は、今月15日に予定される大統領選の討論会に出席する意向を明らかにしました。
トランプ大統領とバイデン氏による2回目の討論会は、今月15日、フロリダ州での開催が予定されています。
トランプ大統領はツイッターに、「討論会を楽しみにしている」と投稿し、出席する意向を表明しました。
また、追加の新型コロナウイルス対策をめぐる与野党協議について、野党側の妥協がみられないとして、大統領選後まで打ち切る方針も示しています。
これに先立ち大統領はツイッターに、「新型ウイルスの致死率はインフルエンザよりはるかに低い」などと投稿しました。ツイッター社は、「誤解を招く」として警告しています。
一方、トランプ大統領の主治医は、退院から一夜明けた6日朝も、大統領に症状はみられず、極めて順調との声明を出しました。
しかし、集団感染が発生したホワイトハウス内では、記者会見室で防護服姿の作業員による消毒作業が行われるなど、感染拡大への警戒が続いています。