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「イスラム国」元戦闘員に終身刑 日本人殺害関与か

2022年8月20日 8:00

日本人などの殺害に関与したとして、有罪評決を受けた過激派組織「イスラム国」の元戦闘員の男に対し、アメリカ南部バージニア州の連邦地裁は、終身刑を言い渡しました。

終身刑を言い渡されたのは、「イスラム国」の元戦闘員、シャフィ・シェイク被告で、シリアでフリージャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜さんらの殺害に関与したなどとして、共謀殺人などの罪で有罪評決を受けていました。

シェイク被告は、2012年から2015年までシリアで活動し、日本人2人のほか、アメリカ人4人などの殺害に関わったとされ、共犯として有罪となっていた別の被告にも今年4月に終身刑が言い渡されています。

シェイク被告は、イギリス育ちで、「ジハーディ・ジョン」の別名で知られる殺害の実行犯と行動をともにしていたとされています。