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苦戦“ラストベルト”でトランプ氏再選訴え

2020年10月18日 12:29

アメリカのトランプ大統領は17日、大統領選で苦戦が伝えられる中西部・ラストベルトの2つの州で支持者の集会を開き、再選を訴えました。

共和党 トランプ大統領「現在も多くの工場が建設されている。日本からもだ。素晴らしい安倍前首相からだ」

トランプ大統領は、自動車産業が盛んなミシガン州で岩盤支持層の白人の労働者らにアピールしたほか、ウィスコンシン州でも「中国依存をやめる」などとアメリカ第一主義を訴えました。

トランプ大統領は、4年前の選挙を僅差で制したラストベルト(=さびついた工業地帯)で、今回は軒並み苦戦を強いられています。最新の世論調査の平均では、ミシガン州、ウィスコンシン州、ペンシルベニア州でそれぞれ5~7ポイントのリードを許している上、ラストベルトの中でもカギを握るとされるオハイオ州でもリードは0.5ポイントとなっています。

「オハイオを落とすようなら、ラストベルトは全てバイデン氏がとる。トランプ大統領の勝利の目はなくなる」との見方も出ていて、大統領は、このラストベルトでの巻き返しを図っています。