米大統領選 バイデン氏が激戦州でもリード
アメリカ大統領選挙まで、あと100日となりました。最新の世論調査では、勝敗を分けるとされる激戦州でも、民主党のバイデン候補がトランプ大統領を軒並みリードする展開となっています。
CNNによる最新の世論調査では、バイデン氏が、激戦州のミシガン州で12ポイント、またフロリダ州で5ポイント、アリゾナ州でも4ポイント、それぞれリードしています。
こうした中、公表されたバイデン氏の選挙公約となる民主党の政策綱領の原案では、中国について、不公正な貿易慣習からアメリカの労働者を守るとする一方、気候変動や核不拡散の問題では協力を追求するなどと記されています。
今回の選挙では、新型コロナウイルスの影響で、郵便投票が導入される見通しですが、これに反対するトランプ大統領は26日、ツイッターに「選挙は完全に不正なものになる」と投稿するなど、開票をめぐっても、混乱が懸念されています。