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国際
2020年5月15日 11:59

“選挙キャンペーン”再開 激戦州視察訪問

アメリカのトランプ大統領は14日、大統領選挙の激戦州、東部ペンシルベニア州を視察のため訪れました。新型コロナウイルス対応で国内の批判もある中、事実上の選挙キャンペーン再開となりました。

大統領が視察現場に労働者を大勢集めて訴えたのは「アメリカ第一主義」で、まさに選挙の演説会、といった印象でした。

トランプ大統領「アメリカ第一だ」「アメリカ製品の購入、アメリカ人の雇用を信じている」

この日の視察先は、マスクなど医療製品の配送センターでしたが、大統領はこれまで通り、マスクなしの姿で現れました。会場では、選挙活動でいつも使うテーマソングを流し、対抗馬のバイデン候補をからかうなど、選挙を強く意識した視察となりました。

新型ウイルスが広がって以降、支持者との集会を開けていない大統領は、先週アリゾナ州、この日はペンシルベニア州と、いずれも視察の名目で大統領選挙の激戦州への地方行脚を再開しています。

特に、ペンシルベニア州は、4年前の当選を決定づけた「ラストベルト」にありますが、今回は苦しい状況です。

対抗馬・バイデン候補の生まれ故郷でもあり、現時点の世論調査では、6ポイント以上のリードを許しています。

他の激戦州でも、軒並みバイデン候補がリードする展開です。一方のトランプ大統領も、支持率4割をキープした状態で、岩盤と言われる層の支持は根強くあります。

ただ、新型ウイルスの対応と、経済活動の再開を急ぐ姿勢には一定の批判もあり、選挙戦は先が見通せない状況が続いています。