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トランプ大統領 コロナ対応で自らを正当化

2020年10月19日 11:48

アメリカ大統領選挙まで2週間あまりとなる中、トランプ大統領は18日、西部ネバダ州で演説し、新型コロナウイルスへの対応をめぐり、「科学者の話を聞いていたら大不況になっていただろう」と述べ、自らを正当化しました。

共和党・トランプ大統領「私が科学者の意見を聞いていたら、国は大不況に陥っていただろう」

その上で、トランプ大統領は「バイデン氏は科学者の話に耳を傾けるだろう」として、「今回の選挙はトランプのスーパー景気回復とバイデンの景気後退の選択だ」と訴えました。

また、大統領は演説で、自身を批判した共和党議員を名指しし、「愚か者」と酷評しました。共和党内で大統領と距離を置く動きを強くけん制したかたちです。

大統領は演説に先立ち、ラスベガスの教会も訪れ、その様子を公開しましたが、マスクなしで密な状態で行われた礼拝にのぞんでいました。

対するバイデン氏は、前回選挙で大統領が制した激戦州のひとつ、南部ノースカロライナ州を訪れ、コロナをめぐって「大統領は私たちにウソをつき続けている」などと批判を展開しました。