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トランプ氏 前回僅差“激戦州”でアピール

2020年10月21日 11:54

アメリカ大統領選挙の投票日まであと2週間となりました。トランプ大統領は20日、激戦州のペンシルベニア州で集会を開き、支持基盤の労働者層にアピールしました。

トランプ大統領「バイデン氏が勝てばあなた方の鉄鋼業を全滅させたように、今度はエネルギー産業を全滅させる」

ペンシルベニア州は、前回、トランプ大統領が、労働者層の支持を得て僅差で制した激戦州の一つです。大統領は、「バイデン氏は雇用を海外に流出させ、労働者を裏切ってきた」などと訴えました。一方、演説中、マイクの音が切れるトラブルも起きましたが…。

トランプ大統領「誰がマイクに仕掛けたんだ?いかさまヒラリー・クリントンだろう」

集会では、トランプ大統領がバイデン氏の動画を流し、支持者から大きなブーイングが起こる一幕もありました。ペンシルベニア州では、トランプ大統領がここ一週間、支持率の平均値を7ポイント差から3.5ポイント差まで詰めています。

一方、バイデン氏は、この日は公式の日程は入れず、2日後に迫った最後のテレビ討論会の準備に充てているとみられます。