中国からのインバウンド促進を 北京で日本食や文化のイベント
新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ中国からのインバウンド促進につなげようと、日本の自治体や企業が特産品などを紹介するイベントが北京で行われました。
北京にある日本大使公邸で行われたイベントには、日本の地方自治体や食品関連企業などが出展し、各地の特産品や日本酒などを紹介しました。また、鹿児島県産の天然マグロの解体ショーも行われ、参加した中国の旅行業者らが日本食や日本文化を楽しみました。
参加者
「また、家族を連れて日本に旅行に行きたい」
中国の旅行大手『携程集団』担当者
「いまコロナが落ち着いて、日本に行きたいという中国人の数がどんどん増えつつある」
在中国日本大使館によりますと、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年に日本を訪れた中国人旅行者数は959万人でしたが、2022年はおよそ19万人に激減しています。
中国政府は段階的に海外旅行を再開させていて、日本への団体旅行解禁の関心が高まるなか、日本の観光業もインバウンド需要の回復に期待を寄せています。