郵便投票集計めぐり…ペンシルベニアで対立
投票日から3日目を迎えて、依然として決着がついていないアメリカ大統領選挙で、東部ペンシルベニア州では、大量の郵便投票の集計をめぐり、トランプ大統領の陣営と反発するグループとの対立が激しさを増しています。
ペンシルベニア州フィラデルフィアでは5日、開票所の前で市民グループが抗議活動を行いました。グループは、トランプ大統領の郵便投票の集計を認めない姿勢に強く反発しています。
抗議活動の参加者「投票への強い意志を持つ人の票は何が起きようとも数えられるべき。そして、正確な結果を得る」
一方、開票所の前では、トランプ大統領の陣営の弁護団が会見を開き、裁判所から、開票所に入って開票作業を近くで監視することを認められたと説明しました。
トランプ陣営の弁護団「1票でも違法な票が集計されればペンシルベニア州の合法な票を無駄にする」
ペンシルベニア州での勝敗が大統領選の結果に直結する可能性がある中、郵便投票をめぐる混乱が増しています。