ロシア政府「日本センター」運営に関する両国間合意を停止、活動停止に追い込まれる可能性
ミシュスチン首相(代表撮影/ロイター/アフロ)
日露の経済協力などを目的に、ロシアで日本語教育も行ってきた「日本センター」をめぐり、ロシア政府は運営に関する両国間の合意を停止すると明らかにしました。今後、活動停止に追い込まれる可能性が出ています。
ロシアのインタファクス通信は17日、ミシュスチン首相がロシア国内にある「日本センター」の運営に関する日本政府との覚書について、履行を停止したと報じました。今後、ロシア外務省が日本側に通知するとしています。
「日本センター」は日本政府の予算でモスクワなど6都市に設置されていて、現地での日本語教育や日露経済協力の促進事業などを行い、両国の友好関係を象徴する施設です。
ロシア側の今回の対応は日本の対ロシア制裁への報復とみられ、今後、「日本センター」は活動停止に追い込まれる可能性があります。
最終更新日:2025年1月19日 20:13