全米各地で新型コロナウイルスの感染が拡大している中、カリフォルニア州では、１２日、累計の感染者数が１００万人を超えました。

ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、累計の感染者数が１００万人を超えたのは、全米では、テキサス州に続きカリフォルニア州が２番目です。

カリフォルニア州では陽性率が上昇していて、先月中旬に２．５％だったのが、３．９％になっています。

感染拡大を受け、ロサンゼルスでは、ＰＣＲ検査の受付時間が延長されました。メジャーリーグ・ドジャースの球場の駐車場に設けられたドライブスルー形式の検査所は、午後８時まで受け付けが行われるようになり、検査希望者の長い列ができました。検査結果は２４時間以内に得られるということです。

アメリカでは、今月下旬の感謝祭で人の移動が増えることが予想され、感染のさらなる拡大が懸念されています。