バイデン氏“国際協調主義へ回帰”強調
アメリカ大統領選で勝利を宣言しているバイデン氏は17日、安全保障の専門家らとの会合で、「アメリカは帰ってきた」と述べ、国際協調主義に回帰する方針をあらためて強調しました。
バイデン氏「私からのメッセージは『アメリカは帰ってきた』ということだ。もはやアメリカは孤立していない」
バイデン氏は、自身の外交アドバイザーを務めるブリンケン元国務副長官やオバマ政権時のサマンサ・パワー元国連大使、アフガニスタン駐留米軍のマクリスタル元司令官ら13人の安全保障の専門家と会合を開きました。
この中で、バイデン氏は、「同盟を強化し、アメリカのリーダーシップを刷新する必要がある」と訴えました。
またこの日、側近のマイク・ドニロン氏を大統領上級顧問に起用するなどのホワイトハウス高官の人事も発表され、バイデン氏は着々と政権移行に向けた準備を進めています。