米政権 アフガン・イラク駐留米軍削減へ
アメリカのトランプ政権は17日、アフガニスタンとイラクの駐留米軍の規模を、それぞれ2500人にまで削減する方針を発表しました。
ミラー国防長官代行の発表によりますと、来年の1月15日までに、アフガニスタンの駐留米軍およそ4500人を2500人に、イラクのおよそ3000人を2500人にまで縮小します。
さらに、安全保障を担当するオブライエン大統領補佐官は、トランプ大統領が来年の5月までに完全撤収させたいと考えていると明らかにしました。
オブライエン大統領補佐官「大統領は、5月までに全員が家に安全に戻れるよう望んでいる」
両国からのアメリカ軍の撤収はトランプ大統領の公約で、任期の終わりにさらなる駐留削減を行い、成果をアピールする狙いがあるとみられます。