IOC パリ五輪開会式パレードにロシアとベラルーシの参加認めず
IOC=国際オリンピック委員会は、今年の夏のパリオリンピックに参加するロシアとベラルーシの選手について、開会式のパレードへの参加を認めないことを決めました。
この夏に開催されるパリオリンピックをめぐり、IOCは、ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国のベラルーシの選手について、「中立な立場の個人資格」に限って参加を認めています。
開幕までおよそ4か月となる中、IOCは19日、理事会を開き、両国の選手について、開会式のパレードへの参加を認めないことを決めました。
パレードはセーヌ川を船で下る形で行われます。ただし、「パレード以外の開会式を体験する機会は提供される」としています。
また両国の選手がメダルを獲得した場合、表彰式では、新たに作られた専用の旗と歌詞のない曲が使用されるということです。
現時点ではロシアの選手12人とベラルーシの選手7人が、パリオリンピックへの参加資格を獲得しています。