来月11日にも最初のワクチン接種~米高官
アメリカ・トランプ政権の高官が22日、「来月11日にも最初のワクチン接種が始まる」との見通しを示しました。
アメリカでは製薬大手ファイザーが、FDA(=食品医薬品局)に対し、緊急使用の許可を申請していて、来月10日にFDAの諮問委員会で審査が行われることになっています。
こうした中、トランプ政権でワクチン供給を担う高官がCNNに出演し、「承認から24時間以内にワクチンを接種先に届けることができる」「最初の接種は来月11日か12日になると見込んでいる」などと述べました。
医療従事者や高齢者、重症化のリスクが高い持病がある人から優先的に接種を始める方針です。
ただ、アメリカ国内の最新の世論調査では、FDAの認可を受けたワクチンであっても、接種を望まないとの回答が4割を超えていて、安全性への懸念の声も根強く残っています。