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15日にもワクチン供給見通し~NY州知事

2020年12月3日 11:49

アメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、ニューヨークのクオモ州知事は2日、今月15日に供給を受けられるとの見通しを示しました。

クオモ州知事は、ファイザー社のワクチンがアメリカ国内でも承認されれば、ニューヨーク州は今月15日に17万人分の供給を受けられるとの見通しを示しました。

ワクチン接種は2回に分けて行う必要があり、2回目の供給は来月初旬に受けるとしています。接種は、介護施設の入居者と従業員から始める方針ですが、合わせて21万人いるため最初の供給では行き渡らないということです。

ただ、モデルナ社のワクチンについても承認されれば今月下旬に少なくとも4万人分を受け取れると見込んでいて、介護施設は年内に最初の接種を終えられると見込んでいます。

一方、カリフォルニア州では、ファイザー社のワクチンの保存をめぐって、超低温の冷凍庫の需要が高まっています。

ファイザー社は、超低温の冷凍庫であれば、最長6か月間保存できるとしていて、販売店には、病院などからの購入希望が相次いでいます。

冷凍庫販売業者「通常1か月で15台ほどの販売だったが、今では1週間でそれに達しさらに増えている」