トランプ氏 元側近の「トランプ氏の承認が必要」証言に「不正はない」と改めて主張
アメリカ・トランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、トランプ氏の元側近が証人として出廷し、トランプ氏が口止めを指示したと証言しました。
トランプ前大統領の不倫の「口止め料」を不正に処理したとされる事件の裁判で、当時の顧問弁護士、マイケル・コーエン氏が13日、証人として出廷しました。
アメリカメディアによりますと、トランプ氏の不倫相手だったとされるストーミー・ダニエルズさんへの口止め料について、コーエン氏はトランプ氏から「いいから、やれ」と指示されたと証言したということです。
またコーエン氏は、口止め料13万ドルの支払いについて、「全てトランプ氏の承認が必要だった」と述べました。
トランプ氏は閉廷後、不正はないと改めて主張しました。
トランプ氏
「判事は腐敗して矛盾している。私たちに選挙運動をさせるようにして、この詐欺をなくすべきだ」
コーエン氏は14日も出廷する予定です。