アフガニスタン北部の洪水、死者300人を超える
アフガニスタン北部で発生した大雨による洪水で、死者の数が300人を超えました。
地元メディアなどによりますと、アフガニスタンでは10日ごろから大雨が相次ぎ、北部バグラン州など各地で洪水が発生しました。
アフガンで実権を握るイスラム主義勢力・タリバン当局は、これまでに315人が死亡、1600人以上がケガをしたと発表しました。洪水は先月も起きていて、少なくとも70人が死亡しています。
国連によりますと、アフガンは気候変動に対して最もぜい弱な国の一つで、温暖化により局所的に大雨が発生しやすくなっているということです。
現地では数千棟の家屋が被害を受け、食料や水なども不足していて、タリバンは国際社会に支援を呼びかけています。