米でワクチン発送開始 初回約300万回分
アメリカでは、製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種開始に向けて、製造工場から全米への発送作業が始まりました。
中西部ミシガン州にあるファイザーの工場では、13日、超低温の冷凍庫からワクチンを取り出し、特殊なケースに大量のドライアイスを入れ、一つ一つ箱詰めする作業が行われました。
最初のおよそ300万回分のワクチンは、14日以降、全米の病院など636の施設に順次、届けられる予定です。
アメリカでは、一日あたりの新たな感染者数は連日20万人を超え、死者数は合わせて30万人に迫るなど、感染拡大が深刻となっています。
一方、CDC=疾病対策センターも、ワクチンの接種を正式に推奨する手続きを行い、今後、接種が始まります。