ロシア恒例 巨大クリスマスツリー公開
ロシア・モスクワの中心部にあるクレムリンの大聖堂広場に、年末年始を彩る巨大なクリスマスツリーがお目見えしました。
モスクワの冬を彩る今年のクリスマスツリーは、高さ25メートル、直径60センチ、樹齢96歳のエゾマツです。
モスクワ州内のおよそ50本の候補の中から厳しい選考を経て選ばれた「最も美しい1本」で、22日、装飾をまとった姿が公開されました。
1100個以上の飾りが使われたイルミネーションの長さは2400メートルにも及びます。
ロシア正教では、クリスマスは1月7日と定められているため、例年、ロシアでは新年を前に各都市の中央広場などにツリーが設置されます。
クレムリンのツリーは「国のメインツリー」と呼ばれ、毎年、大勢の観光客が見学に訪れますが、今年は新型コロナウイルスの影響でクレムリンの一般公開が行われていないため、ロシア国営放送がツリーの番組を制作し、大みそかに放送する予定だということです。