米国、中国にロシア支援への懸念伝える 米中高官が会談
ロシアのウクライナ侵攻による戦闘が激しさを増すなか、アメリカと中国の高官が会談し、アメリカは中国側にロシアを支援することへの懸念を伝えました。
会談はイタリアのローマで行われ、アメリカからサリバン大統領補佐官、中国から外交トップの楊潔チ政治局員が出席しました。
アメリカ側の発表によりますと、会談は7時間行われ、中国側に軍事支援も含めたロシアへの支援を行うことへの懸念を伝えました。
プライス報道官「中国によるロシア支援への懸念を直接かつ明確に伝えた」
国務省の報道官は、「中国のような、ロシアに大きな影響力を持つ国が支援すれば、最大の懸念になる」「プーチンの戦争を終わらせるため、中国には他の国よりできることがある」とも述べています。
一方、複数のアメリカメディアは、バイデン大統領が数週間以内のヨーロッパ訪問を検討していると伝えています。
(※ 楊潔チのチは竹かんむりの下にがんだれと「虎」)