IOC委員「5、6月までには判断すべき」
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、IOC(=国際オリンピック委員会)の最古参の委員が、東京オリンピックの開催について「5月か6月までには開催するか判断すべき」との見方を示しました。
IOC ディック・パウンド委員「日本だけではなく世界中のみんなが開催を望んでいる。しかし5月や6月になったら開催するかを判断しなければいけない」
IOCで最古参のディック・パウンド委員は、NNNの取材に対し、今の時点では開催できるとの考えを示した上で、無観客や観客を限定することも選択肢のひとつとの見方を示しました。
ディック・パウンド委員「全員がワクチンを接種可能にならない限りは、何人か観客は入れても満員にすることはないと思う」
また、出場選手らのワクチンの接種については、各国の判断としながらも、「選手には優先的に接種するよう推奨すべきだ」と主張しました。