シークレットサービス長官「過去数十年で最も重大な失敗」
アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件を受け、シークレットサービスのトップが議会の公聴会に出席し、「過去数十年で最も重大な失敗」だと証言しました。
トランプ前大統領の銃撃事件をめぐり大統領警護隊=シークレットサービスのチートル長官は22日、議会の公聴会に出席しました。
シークレットサービス・チートル長官
「7月13日のトランプ前大統領暗殺未遂事件は、シークレットサービスにとって過去数十年で最も重大な失敗でした」
チートル長官はこのように述べた上で事前にシークレットサービスに対し不審者の報告が2件から5件あったとしながらも、銃撃の数秒前まで脅威として認識していなかったと認めました。
複数の議員からは長官の辞任を求める声が出ましたが、辞任は否定した上で、60日以内に内部調査を終わらせると述べました。