トランプ大統領が就任1か月“多くの事を成し遂げた”と自画自賛
就任から1か月を迎えたアメリカのトランプ大統領は20日、「4年かけて達成する以上のことを4週間で成し遂げた」と述べ、自画自賛しました。
アメリカ・トランプ大統領
「私たちの新政権は、ほとんどの政権が4年かけて達成する以上のことを、この4週間で成し遂げた。私たちは、この国を再び立ち直らせた」
就任1か月となったトランプ大統領は、多くの事を成し遂げたと自画自賛しました。
ホワイトハウスのレビット報道官は、トランプ氏がこれまでに署名した大統領令は73で、バイデン前大統領が同じ時期に署名した数の倍に相当するとしています。また、大統領令により、「厄介な規制を廃止し、国境を封鎖し、アメリカ第一主義の貿易と外交を復活させた」などと強調しました。
ただ、20日にワシントン・ポスト紙が公表した世論調査では、トランプ氏のこれまでの仕事ぶりについて、45%が支持する一方、不支持が53%で、半数以上が否定的な見方をしています。また、トランプ氏が「大統領の権限を越権した」と答えた人は57%に上りました。政策では、不法移民対策については「支持」が上回っていますが、経済政策や連邦政府改革については「不支持」が半数を超えています。
また、実業家のイーロン・マスク氏の仕事ぶりについては、34%が「評価する」一方、「評価しない」が49%と上回っています。