ダム決壊のヘルソン州をゼレンスキー大統領が訪問「命を守り、人々を助ける」
ダムが決壊し浸水しているウクライナ南部のヘルソン州をゼレンスキー大統領が訪問しました。
眉間にしわを寄せ厳しい表情で現地を視察するゼレンスキー大統領。これは、日本時間午後5時半ごろ、ゼレンスキー大統領が自身のSNSに投稿した映像です。
ヘルソン州を訪問したと明らかにした上で、「浸水した地域から住民たちが避難している場所を訪ねた」と述べました。
ヘルソン州は6日にカホフカダムが決壊し、周辺地域の住宅街に大量の水が流れ込んで、ウクライナとロシアそれぞれの当局の発表によると合わせて6000人以上が避難しています。
ゼレンスキー大統領は現地で、緊急対応などに関する会議にも出席し、「私たちの仕事は命を守り、できる限り人々を助けることです」と住民への支援を強調しました。