インドのモディ首相は4日、開票が進んでいる総選挙で、モディ氏率いる与党連合が過半数を維持する見通しとなったとして、勝利宣言しました。

インドの総選挙の投票は4月から1か月半ほどかけて行われ、4日から開票が始まりました。

こうした中、モディ首相は4日夜に演説し、自らが率いる与党連合が半数を上回る議席を確保する見通しとなったとして、勝利宣言しました。

演説の中でモディ首相は「新たなエネルギーや決意をもって、国民の願望を実現する」と3期目の政権運営に向けた抱負を語りました。

ただ、地元メディアによりますと、与党圧勝の予想を覆して、野党側が追い上げを見せているということです。

モディ首相はグローバルサウスのリーダーとして外交でも存在感を高めてきましたが、与党が大幅に議席を減らせば、求心力低下は避けられないとみられます。