国連人権理事会からロシア追放のため採決へ…決議案内容が判明
ウクライナでの人道危機をうけ、国連は7日に開かれる予定の総会で、ロシアを国連人権理事会から追放する決議案の採決を行います。その決議案の中身が判明しました。
NNNが入手した決議案の最終版では、「ウクライナでロシアによる組織的な人権侵害および、国際人道法の違反があったという報告に対し、重大な懸念を表明する」とした上で、ロシアを国連人権理事会から追放することを求めています。
ロシアは、47か国で構成される人権理事会の理事国のひとつですが、任期中に重大かつ組織的な人権侵害をおかしたと判断された場合、国連総会の3分の2以上の賛成で資格停止処分となります。
国連外交筋によりますと、すでに日本を含む50か国以上が決議案の共同提案国となっていて、採択される可能性が高いということです。
決議案の採決は、7日に開かれる国連総会で行われる見込みです。