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国際スケート連盟「ロシア勢がいなくてさみしい」などと発言した解説者2人を追放処分に 2人はコーチに侮辱発言も

2022年3月26日 20:34
国際スケート連盟「ロシア勢がいなくてさみしい」などと発言した解説者2人を追放処分に 2人はコーチに侮辱発言も
ISUの解説者から侮辱発言を受けたミーガン・デュアメル氏(写真:AFP/アフロ)
ISU(国際スケート連盟)は25日、フランスのモンペリエで行われているフィギュアスケートの世界選手権で、公式YouTubeの解説者2人を不適切な発言をしたとして永久追放すると発表しました。

追放処分を受けたのはサイモン・リード氏とニッキー・スレーター氏の2人です。

この2人は解説中に「ロシア勢が出場していなくてさみしい」と発言。

これに対し、元ペアの世界王者で日本の三浦璃来選手・木原龍一選手組のコーチを務めるミーガン・デュアメル氏がTwitterで「いま、『ロシア勢が出場してなくてさみしい』と言っていた・・・それに何のジャンプか分かってないみたいだし、もっといい人いなかったの、ISU?」と投稿しました。

その後、リード氏とスレーター氏がこの投稿に対し、マイクが切れていると思ったのか、女性を蔑称する単語を使って、デュアメル氏を嘲笑する音声が公式YouTubeで流れました。

ISUは「スポーツ界やこの社会では、差別的な言葉や偏見を持つ発言は許されない」として、今後、リード氏とスレーター氏に解説をさせないと発表し、デュアメル氏にも謝罪したということです。
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