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吉田麻也「年が上になるほど受け入れ難くなる」ベテラン勢の振る舞いに感謝 最終戦は6万人希望

2022年3月26日 19:12
吉田麻也「年が上になるほど受け入れ難くなる」ベテラン勢の振る舞いに感謝 最終戦は6万人希望
W杯7大会連続出場を決めたサッカー日本代表(写真:アフロ)

日本サッカー協会(JFA)が26日、カタールW杯本大会の出場権獲得会見を行い、主将の吉田麻也選手(33)が出席しました。

自身3度目のW杯予選を戦った今回はキャプテンの立場。ピッチ内外でチームを引っ張ってきました。

その中でベテラン選手たちへの感謝の言葉。初戦敗れた吉田選手に強い言葉をぶつけたのは長友佑都選手でした。

「(予選)2試合目のときに長友選手が部屋に来て発破をかけてくれたというか、『もう1回熱量を持って挑まなきゃダメだろ!』と言われて、目が覚めたというか、頬をはたかれたような気持ちになりました」と気持ちを奮い立たせてくれたと言います。

また今回はベンチを温めることが多かった川島永嗣選手(39)、原口元気選手(30)、柴崎岳選手(29)の姿勢にも感謝を述べました。

「ポジションを奪われる選手もいるだろうし、年が上になればなるほど受け入れ難くなってくる。どう振る舞うのかが難しいですけど、柴崎、原口、川島選手もそうですけど、ベテランの選手たちが練習、ベンチでの振る舞いを若い選手に見せることによって、同じ出場機会の少ない若い選手たちがどう振る舞わなければいけないかを自然と学ぶことができる。

このユニホームを着て、日の丸を背負って戦うことの意味を理解するようになると思う。経験ある選手たちに助けられたと思いますし、非常にいいチームだなと感じています」

そして29日埼玉スタジアム2OO2で行われる最終戦。吉田選手は満員のスタジアムで戦いたいことを熱望。

「ベトナム戦6万人収容できるので、予選なかなかサポーターの前でプレーできなくて、選手みんなさみしがっていました。まだ声は出せないですけど、勝ってもう1回W杯出場をみんなでお祝いして喜び合いたいと思っています」と、多くのサポーターに足を運んできてほしいと願っていました。