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巨人・20歳の堀田賢慎 “新”東京ドームで初登板 3回無失点「先発で試合を作れるピッチャーに」

2022年3月2日 21:32
巨人・20歳の堀田賢慎 “新”東京ドームで初登板 3回無失点「先発で試合を作れるピッチャーに」
初の東京ドームでの登板で3回無失点と好投した堀田賢慎投手
プロ野球・オープン戦巨人対西武(2日、東京ドーム)

巨人の育成・堀田賢慎投手が3イニングを無失点で抑え、猛アピールです。

東京ドームがリニューアルされて初めて行われたオープン戦に先発した堀田投手。相手は、源田壮亮選手や山川穂高選手などほぼベストメンバーが並んだ西武打線。

堀田投手は3回を投げて46球、ストレートは最速150キロで、打たれたヒットはわずか1本。力のある打線を相手に、勢いのある投球を見せました。投球後には桑田真澄投手チーフコーチと笑顔でグータッチする場面も見られました。

堀田投手は、「初めて(の東京ドーム)だったので緊張していたけど、始まってからはしっかりゲームに集中できた」と振り返りました。

またこの登板では、変化球の手応えも感じたという堀田投手。特に桑田コーチから直接教わったカーブについては、「少しずつ手応えは感じてはいる。もっと精度を上げてカウント球・勝負球にできれば、まっすぐももっと生きる」と、さらなる高みを目指します。

堀田投手はこれが対外試合3度目の登板。1イニングずつ投球回数を増やし、今日は3イニングを投げました。現在チームでは、先発候補の戸郷翔征投手・高橋優貴投手の2人が2軍に落ちており、堀田投手も先発ローテーション争いの1人。

それでも、「先発を投げるためには5回以上は投げないといけない。もっと余裕を持って投げられるように練習していって、先発として試合を作れるピッチャーになりたい」と話した堀田投手。1軍生き残りへ、新しい東京ドームで20歳の新星が新たな1歩を踏み出しました。

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