五輪“結団式”で感染 2日連続“過去最多”更新の韓国
オミクロン株への置き換わりが急速に進み、感染が急拡大している韓国。北京オリンピックに向けた結団式に出席した人からも感染者が確認されました。
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感染が急拡大している韓国。
記者(韓国・ソウル、26日)
「ここ韓国でも、オミクロン株への置き換わりが急速に進んでいて、これまでにない速度で感染者が増加しています」
26日に発表された新規感染者は初めて1万人を超え、2日連続で過去最多を更新。25日の、およそ1.5倍に増えました。
(新規感染者 1万3012人 韓国・保健当局 26日時点)
街の人
「旅行に行こうと思っていましたが、感染者が増えているので取り消しました」
街の人
「もうほとんど慣れてしまって、あまり感覚がありません」
この事態に金首相は、大規模な病院の負担を分散するなど、医療体制を維持するための措置を拡充すると表明。
韓国 金富謙首相
「きょうから、個人病院を中心とする検査・治療体系に転換を始めます」
26日から順次、ワクチン接種を完了した人が感染した場合の隔離期間を、10日から7日に短縮するなどの措置が取られるということです。
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こうした中、25日に行われたのは、北京オリンピックへ向けた“結団式”です。しかし、出席した「大韓体育会」の関係者1人が新型コロナに感染していたことがわかりました。
「大韓体育会」によりますと、式に出席した46人の選手や監督らがPCR検査を受け、全員の陰性が確認されたということです。