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終末時計 人類滅亡まで“最短”の100秒

2021年1月28日 6:32

アメリカの科学誌は27日、核戦争などで人類が滅亡するまでの時間を象徴的に示すことしの「終末時計」について、去年と同じ、過去最短の「100秒」と発表しました。

「終末時計」は、人類の滅亡を「午前0時」に迎えると例えて、時間がどれだけ残されているかを象徴的に示すものです。

科学誌は、過去最短の「残り100秒」と時間を据え置いた理由について、「新型コロナウイルスの蔓延は、人類が地球規模の緊急事態にいかに準備不足であるかを示した」としています。

また、アメリカや中国、ロシア、北朝鮮などが核戦力の近代化や拡大を進めていると指摘する一方で、バイデン政権が、ロシアと核軍縮を進める新START=新戦略兵器削減条約を5年間延長する方針を示したことは歓迎しています。