WHO調査団、武漢の専門機関で情報収集
新型コロナウイルスの起源を探るWHO(=世界保健機関)の調査団は1日朝、中国・武漢で感染対策の専門機関を訪れ、感染拡大初期の情報収集を行っています。
訪問したのは初期に新型ウイルスを分析した機関で、専門家らと情報交換を行う予定です。また、調査団は先月31日、最初にクラスターが確認された海鮮市場を訪れました。市場は当初、動物からヒトへの感染が起きたとも言われ、今回の調査の大きな目玉でしたが、滞在時間は約1時間で、十分な情報収集ができたかは不透明です。
一方で、先月30日には中国側の案内で、中国政府が新型ウイルスとの戦いをアピールする展示を2時間以上、見学しており、調査日程は中国側のペースで進んでいます。