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WHO調査団“武漢の海鮮市場を調査方針”

2021年1月4日 11:59

新型コロナウイルスの起源を調査するため、中国を訪問する予定のWHO(=世界保健機関)の国際調査団のメンバーがNNNのインタビューに応じ、最初の感染が確認された武漢市の海鮮市場を調査する方針などを明らかにしました。

WHO国際調査団・ベンエンバレク博士「(中国・雲南省で)新型ウイルスと似たようなグループに属するウイルスが、コウモリから不自然な量、発見されている」

国際調査団を率いる予定のベンエンバレク博士は3日、新型ウイルスがコウモリの集団から発生した可能性があるとの考えを示しました。その上で、ウイルスがどのようにヒトにうつったかを解明するため、最初の感染が確認された武漢の海鮮市場で、ウイルスが持ち込まれた原因などを調べる方針を明らかにしました。

また、調査団は15人で構成され、ほぼ同じ人数の中国側の専門家と協力して調査を行うということです。

一方、訪中の時期について、WHOは今月第1週の予定を示していましたが、ベンエンバレク博士は、日程を調整中として、明らかにしませんでした。